市販のタラモサラタ |
ギリシャは来週から本格的に断食(食事節制)に入りますが、そのスタートとなるカサリ・デフテラ(聖灰月曜日)に食べる料理のひとつがタラモサラタ。
日本でも結構知られている料理と言えなくもないけど、ギリシャのタラモサラタは滑らかなスプレッドです。ちなみにタラモサラタとは、タラマス(鯉や鱈などの卵)+サラタ(ディップ類も含むサラダ)という意味。日本語のタラコ+イモ+サラダ=タラモサラダとは全く別物なのです。
さて、そんなタラモサラタはポピュラーな前菜のひとつ。この時期ではなくとも、一年中食べられます。もちろんペースト状になった魚卵を買ってきて手作りするのが一番なのですが、お手軽な市販品もいろいろ売られています。
ちなみにタラマにはピンク色に着色されたものと無着色のベージュのがあり、無着色の方が魚卵のランクも上なのか値段が高め。レストランでも、「白いタラマ」で作ったタラモサラタを売りにしていたりします。
それでは、市販の「白いタラモサラタ」はいかがでしょう...?と、買ってみたのがこちら。

白いタラマを使い、マケドニアの伝統的なレシピで作ったというタラモサラタです。
食べてみた感想は...う~ん、やっぱりイマイチ^^;
この商品に限っていえば、乾燥玉ねぎの風味と増粘剤の食感が気になってしまいました。これなら、ピンクのタラモサラタでももっと美味しいのがあります。
もうちょっといろんな市販品を試してみたい誘惑にも駈られるのですが、やっぱりタラマを買ってきて手作りすることにします。こちらでレシピも紹介する予定ですので、もう少しお待ち下さい。