【レシピ】キクラデス風・焼きなすディップ |
梅雨のないギリシャは、もうすっかり夏!
5月の終わり頃から暑く、ちょっと食欲が落ち気味だったので、さっぱりしたメリジャノサラタ(焼きなすディップ)を作ってみました。
ギリシャ料理でサラタ※(サラダ)と呼ばれるものはディップ類も含み、これもそのひとつ。基本の材料はなすとニンニク、オリーブオイル、ビネガー(又はレモン汁やヨーグルトなど酸っぱいもの)で、地方によってさまざまなバリエーションが見られます。
シンプルなメリジャノサラタのレシピは「ギリシャのごはん」ブログに以前載せたので、そちら(下記リンク)を見て頂くことにして...今回は、キクラデス諸島風のものをご紹介します。キクラデス諸島と言ってもピンと来ないかもしれませんが、サントリーニ島などは有名なので名前だけでも御存知の方も多いでしょう。キクラデスの島ではケイパーが沢山採れ、料理にもよく使われます。この焼きなすディップにもケイパーがたっぷり、そしてトマト・玉ねぎ・ピーマンなど生の野菜も入って爽やかな味わいです。
パンにたっぷりのせてどうぞ♪
※サラタの発音はサラータという感じで ラ を強く読みます。
キクラデス風・焼きなすディップ
材料:(4人分/約11/4カップ)
なす...3~4本(400g)
ニンニクすりおろし...1片分(好みで加減)
オリーブオイル...大さじ1 1/2
ワインビネガー...小さじ1~2
トマト粗微塵切り...中1/2個分(1/4カップ)
ピーマン微塵切り...1/2個分(大さじ2)
玉ねぎ微塵切り...小1/2個分(大さじ2)
パセリ微塵切り...大さじ1
ケイパー...大さじ山盛り1
塩、胡椒
①なすは洗って、破裂防止に包丁の先で軽く数箇所刺しておく。魚焼きグリルなどで皮が黒くなって果肉が柔かくなるまで焼き、縦半分に切って粗熱が取れるまで置く。
②手で触れるぐらいになったらスプーンで果肉を取り出し、笊に入れて30分ほど置いてしっかり汁気を切る。
汁気をちゃんと切っておかないと、水っぽい仕上がりになります。
③②をざく切りにしてボウルに入れる。ニンニク、オリーブオイル、ワインビネガーを加え、フォークで軽く潰しながら混ぜる。
④微塵切りの野菜、ケイパーを加え混ぜ、塩、胡椒(必要ならオイルやビネガーも)で味を調える。できれば冷蔵庫で数時間冷やして味を馴染ませる。
【関連レシピ】
シンプルな焼きなすディップ