ギリシャ風ヨーグルトを作ってみましょう |
ギリシャ風ヨーグルトって御存知ですか?

ギリシャのヨーグルトと言ってもいろいろあるのですが、一般的にギリシャ風ヨーグルト(グリークヨーグルト)として知られているのは水切りヨーグルト(漉しヨーグルト)のことです。
写真は最も有名なギリシャメーカー「Fage」のもの。世界中に輸出もされているのですが、日本には入ってきていないのが残念です。そこで、全く同じというわけにはいかないかもしれませんが、ギリシャ風ヨーグルトの作り方や美味しい食べ方をご紹介します。
<作り方>
市販のプレーンヨーグルトをコーヒーフィルターなどに入れて数時間~半日ほど水切りするだけです。
そのまま食べるには数時間も水切りすれば充分ですが、用途によっては少し硬めになるまで置いた方がいいかもしれません。分量の目安は、しっかり水切りした場合、元のヨーグルトの半量になります。
<食べ方>
・蜂蜜&砕いた胡桃をトッピングして
朝ごはんに、デザートに。定番の食べ方です。もちろん、ギリシャ産の蜂蜜ならさらに美味しいです!(値は張りますが...)
・フルーツのシロップ煮をトッピングして
こちらも人気のデザートで、ギリシャのレストランでは食後のサービスで出されることもあります。ギリシャ風フルーツのシロップ煮の作り方も後日載せる予定ですので、お楽しみに!
・キュウリとヨーグルトのディップ(ジャジキ)
ギリシャでは前菜・スナック・付け合わせとして食べられるディップ類がとても豊富。その中でも最もポピュラーなものの一つがジャジキ(ザジキ)です。→ジャジキのレシピ
・ガーリック風味のヨーグルトソース
軽く水切りしたヨーグルトに、おろしニンニクと塩を加えたソースは野菜のグリル、肉のグリル、ピラフ、サラダ、パスタなどいろんな料理に合います。用途に応じてヨーグルトの濃度を変え、お好みでミントやディルなどのハーブを加えて下さい。→マントゥのレシピ
・ムサカのソースに
ムサカに使うベシャメルソースの代わりに、水切りヨーグルトを使うと美味しく、ヘルシーです。適度な酸味でさっぱり、かつ濃厚クリーミーな味はギリシャ風ミートソースによく合います。→アーティチョークカップのムサカとポテトの靴レシピ
・サワークリームの代わりに
サワークリームの代わりにギリシャ風ヨーグルトを使うと、カロリーが抑えられるのでおすすめ。ただ、加熱するソースなどに使用する場合は分離しやすいのでご注意下さいね。卵黄や小麦粉、コーンスターチを少し加えると蛋白質が安定して分離が防げます。