レモンソース仕立てのチキンロール |
シンプルだけど見栄えのする、チキンロールをギリシャ風に作ってみました。
夫の叔母さんが、これに似たものを仔牛肉で作ってくれるのですが、今回は鶏胸肉を使ったので経済的。結構長時間煮込むにもかかわらず、お肉はしっとり柔かい仕上がりです。
レモンソース仕立てのチキンロール(コトプロ・ロロ・レモナート)
材料:(2人分)
鶏胸肉...1枚
塩、胡椒
ハム...2枚
パンの白い部分(フランスパンなど)...ちぎって1/2カップ
パセリ微塵切り...大さじ2
ニンニク微塵切り...1かけ分
オリーブオイル...約大さじ1
レモン汁...大さじ2
オレガノ...小さじ1/4
小麦粉...小さじ2
①鶏肉は分厚い部分を切り開き、叩いて厚さを大体均一にする。塩、胡椒をすり込み、しっかり目に味付けする。
②皮目を下にして置き、ニンニクを全体に散らす。手前にハムを並ベ、小さくちぎったパンとパセリを合わせたものを乗せる。しっかりと巻いて形を整え、タコ糸で縛る。
この方法だと、結構しっかりニンニク風味になります。控え目な風味にしたい場合、ニンニクは煮汁に加えて下さい(手順⑤)。
③フライパンを熱し、オリーブオイル少量をひいて(テフロン加工のフライパンならオイル無しでOK)チキンロールを焼き付ける。
④返しながら全体に焼き色がついたら、チキンロールが丁度入るぐらいの大きさの鍋に移す。
⑤レモン汁、オレガノ、水1カップ弱を加え、落とし蓋(オーブンシートなどで)と蓋をして、弱火で約50分静かに煮る。途中、一回上下を返す。煮えたらチキンロールは取り出し、ソースを作る間休ませておく。
⑥小麦粉にオリーブオイル小さじ1を加え溶き、煮汁を半量ぐらい、かき混ぜながら少しずつ加えていく。これを鍋に戻し、かき混ぜながらとろみがつくまで煮る。必要なら塩、胡椒、レモン汁で味を調え、火から下ろす。
⑦チキンロールをスライスし、ソースをかける。
MEMO:今回はバターとパルミジャーノ・レッジャーノで和えたヒロピテス(ギリシャの卵パスタ。日本ではタリアテッレなどで代用)を付け合わせにしましたが、代わりにじゃがいもを一緒に煮込んでも美味しいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同じテーマで「ギリシャのごはん」ブログにも一品レシピアップしました。
こちらは、骨付きの鶏肉とじゃがいもをレモン汁で煮たもの。肉&ポテトにレモン、そしてニンニクやハーブ(一番よく使うのはオレガノ、他にはローズマリーやタイムなど)の組み合わせはギリシャではとてもポピュラーで、特にオーブン焼きは簡単で美味しい定番料理です。今回のは煮込むタイプで、オイルを控え目に使ったのでフェタチーズで少しコクを出してみました。
レシピはこちらからどうぞ。